過労死と労働時間

私たちは、何のために生きているのでしょうか?
仕事をするためだけに生きているのでしょうか?

昨年、大手企業の社員が過労死したことがニュースになりました。
過労死について考えてみたいと思います。

過労死する人は、疲労が慢性化し自分が疲れていることに気がつかないことが多いといいます。

蔓延るサービス残業とブラック企業…。
このままで本当に良いのでしょうか…。


過労死という複雑な問題

過労死とはどういう事なのでしょうか。

過労死とは(Wikipediaより)

過労死とは、周囲からの暗黙の強制などにより
長時間残業や休日なしの勤務を強いられる結果、

精神的・肉体的負担で、労働者が脳溢血、心臓麻痺
などで突然死することや、過労が原因で自殺することなどである。

過労が原因となって、心筋梗塞、脳出血、クモ膜下出血、急性心不全、虚血性心疾患などの脳や心臓の疾患を引き起こし死に至る。

また過労はしばしば鬱病を引き起こすので、
過労による鬱病によって自殺した場合も過労死である。


過労死の実際

過労死ライン

時間外労働月80時間。

1か月の労働日を20日とすると、
1日4時間の時間外労働が続く状態。

このラインを越えると、過労死の危険性が高くなります。

では、実際の労働時間はどうなっているのでしょうか。

1979年の年間総実労働時間2,126 時間だったのに対し、2011年度は1,747 時間までに短くなったと厚生労働省の調査では出ています。

しかし、実際のところは6人に1人は1日9時間以上働いており、サービス残業は平均で毎月30時間と推計されている。というのが実際のところです。

企業が上辺だけ帳尻合わせしただけで、実際はサービス残業という形に変え、影の労働時間が増加しているのです。

=== 脳血管疾患及び虚血性心疾患等 ===
(「過労死」等事案 )の労災補償状況

年度 請求数 支給決定数
H20 304 158
H21 237 106
    
(厚生労働省HPより)

見てもらうと分かるとおり、過労死の労災請求に対して、実際に支給されている件数が50%を下回っています。

サービス残業は記録に残らない事も、この要因なのではないでしょうか…
実際は、請求数よりも多くの方が過労で亡くなっているでしょう。

また、営業など事業所外労働の場合も、実際の労働時間が把握しにくいため記録がしっかり残っていないと労働基準法違反や、労災の認定は難しくなります。

過労は、私たちの身体のみならず、心も蝕みます。

H25年の就労関係を原因とした自殺者は2323人。
自殺者全体の約8%です。

過労で自殺する人(自殺未遂も含む)が10年で、10倍ほどに増えてきている、という危機的な状況です。

労働時間を減らしたら問題が解決する?

労働時間を減らしたら問題が解決するかというと、そんな単純なものではありません。なぜなら、会社が潰れてしまっては生活できないからです。

中小企業の場合、特に難しいです。
自分のお給料の他に、諸々の経費や事務員さんのお給料分を上回る利益を出さなければ、会社が潰れてしまいます。

自分と家族の生活だけではなく、他の職員とその家族の生活がかかっています。

皆がそれを背負っているので、疲れているからといって利益を出さずに休むことが出来ないのです。

自分の人生を生きるために お金を稼ぐことは、簡単なことではありません。

そのために、多少の犠牲は必要だと思います。
しかし、命まで犠牲にしないといけない社会はおかしいと思います。

過労と脳卒中のリスク

もっとも有名なのは、2015年にロンドン大学が行ったメタ分析です。

研究チームは、アメリカや日本から約60万人分のデータを集め、
「週にどれだけ働くと死に近づくのか?」を調査しました。

全部で8.5年分のデータを分析したところ、わかったのは以下のような事実です。

・週の労働時間が40時間までなら問題は出ない

・週の労働時間が41~48時間になると脳卒中リスクが10%アップ

・週の労働時間が55時間を超すと脳卒中リスクが33%、心疾患リスクが13%アップ

この数字は、週の残業時間の合計ではなく、あくまで出社から就業までの時間を合計したもの。週5日出社の場合は、1日の労働が8時間を超した時点で、脳卒中のリスクは高くなってしまうのです。

今は企業が守ってくれる時代ではありません。
自分の身は自分で守らなければいけないのです。

そのために、私は労働所得だけではなく、不労所得も得られるように努力すべきだと思います。

不労所得と聞いて、資金がないとか、才能がないとか思いますか?私は普通の主婦、子育てママをしながら在宅ワークで稼いでいます(^^)

働くためだけに時間を使うのではなく、もっと大切な事に時間を使いたいと思いませんか?自分の人生を作るのは、自分自身です。

最後に私の好きな言葉を…(^^)

時間だけは神様が

平等に与えてくださった。

これをいかに有効に使うかは

その人の才覚であって、

うまく利用した人が

この世の成功者なんだ

= 本田宗一郎 =


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